日々のコトトカニ

「日々のコトトカ」の二(に)

「日々のコトトカ」の二(に)

『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観てきました

先週水曜に。(この出落ち感)

いやだって週のど真ん中平日夜にまさか3時間ものの映画を観ることになるとは思わず、そういうしているうちに定例の週末帰省(身内の介護手伝い)とかでいつの間にか今日、みたいな。
実は最初は別の映画を目的に劇場へ行ったのだけれど、開始が21時過ぎとかでどうするかなーとなった20時前。エントランスをふらりと歩いていた時に「28日まで」という表示と、ポスターに惹かれて観ることにしたのが『リップヴァンウィンクルの花嫁』でした。

一時休業まではライブへ行くくらいのこっこファンだったので、出演者にこっこの名前があった純粋に「どんな感じだろう」って興味もありました。
あと主演の黒木華ちゃんと綾野剛。なんだかずっと既視感があってなんだろうなあって思っていたら、以前観た『シャニダールの花』もこのふたりだったと後から知りました。なんという偶然。

さて物語。
とにかく序盤、主人公・七海に関しては彼女の義母がいう「あなたの何もかもが気味が悪い」みたいな台詞が私の感想そのままで、彼女の姿がいまどきの若者かどうかはさておきとして、そこまでふわふわとなるものなのかと強く感じていた。あれよあれよとかけ違ったボタン、という感じ。
(まあその義母が正しいかはさておきとして、あの台詞にだけは「ああうん、そうそう!」ってなっていました)

そしてもうひとり。観る側からみれば、(言葉は悪いけれど)ある意味「クソ野郎」なアムロユキマス。
…片仮名で書いてみたかっただけなんだけれど、うーんほんとうさんくさい。物語には必要な『毒』なんだろうなあという立ち位置。『薬』にもなる、みたいな。
結局のところ彼の本心がつかめないままで物語は終わった感があったのだけれど、どこにも本心はなかったのかもしれないし、どれかが本心だったかもしれないし、男性でなければ許容できないキャラクターだったかもしれない。女性だと…ほんときついというか。

再び戻りまして、こっこ。いや、真白。
歌ったり、踊ったりをするたびに、あ…と思ってしまうのがどうにもダメな元ファン心理なんだけれど、彼女の存在が物語をマイルドにしていたかもしれない。個人的には真白のマネージャさんがとても好きだった。何故だろうね、って感じだけれど。

テレビ版(wowow版?)も気になるところですが、3時間、思ったより長く感じない作品だと思います。
後になって「3時間だったかーそうかー」ってなる。