日々のコトトカニ

「日々のコトトカ」の二(に)

「日々のコトトカ」の二(に)

「アンケート葉書」というもの

最近もやもやしていたタイミングでTwitterのタイムラインに立て続けで関連するようなツイートが流れてきたので書き残してみる。
本や雑誌を購入した時の「読者アンケート葉書」というものについてです。

特に単行本が多いかもしれない。
雑誌だと付属する「プレゼント応募」の要素が多いけれど、特定の作家の単行本を購入した際の「アンケート葉書」について、私は何度も出そうとして諦めた、という経験がある。
理由としては明白で、書くことを要求される個人情報の多さだ。
何故単行本の感想を述べるために電話番号が必要なのか。名前や住所や年齢はまあ、するりと納得はしないけれど頷ける部分がある。けれども出版社によっては電話番号やメールアドレス欄を設けている場所があり、毎回そこで手が止まるのだ。

先述のタイムラインのこと。
主に作家さん側の意見として、「葉書や封書などの意見は編集や作家にも有益なので、是非送ってほしい」といった内容が記載されていた。単行本を購入した上で、更にその作家さんを応援したいと50円ないしは80円の郵便送料を出し、文章を考えて送る。好きならばたいそうなことでもないだろうし、そうしているのは自己満足なところもあるだろう。
けれども、だ。
感想や意見とともに、どうしてここまでの個人情報を添付しなければいけないか。疑問でならないのだ。もちろん意見を述べるにあたって、匿名でなければ何もいえないのかといわれればそれまでなんだけれど、送った先のすべてのひとがその「情報」を悪用しないなんて誰も言えないじゃないかと。ああなんという被害妄想!ともやもやしていたわけなんですけれど、「意見や感想が届いたらうれしい」なんて言葉を見たら、「送りたいけれど、求められる個人情報が多すぎるんだよおおお!!」って気分で床を叩きたくなるのだ。いや叩きませんけれどね。

あまりに匿名で意見をいうことに慣れてしまっただけかもしれない。
けれども、たくさんの個人情報とともに送った感想や意見を誰かに見せる、そしてもしかしら空まわりすぎる意見に失笑されるかもしれないという恐怖は、伝えたいという気持ちを萎縮されるには充分の恐怖だと私は思う。
もし叶うならば、個人情報ではなく、性別・都道府県・年代くらいでとどめる、もしくはそれだでもよしとする選択肢をアンケート葉書に設けてほしい…。