日々のコトトカニ

「日々のコトトカ」の二(に)

「日々のコトトカ」の二(に)

これは、わたしのもの

仕事をしていて「どうしてそんなふうにできるんですかあ?」と尋ねられた。
本人は真剣というより世間話的に尋ねた様子で、さあ、今までやっていたからこういうふうにできるようになったんですよとしか返すことができなかった。

どうにも人を思いやれない回答だったように反省はしているのだけれど、私ができることなど限られていて、少なからず私はそれができるようになるまで反復した。ああきっと、一朝一夕ではどうにもならないんだよ!て言いたかったのかな…と己の心の狭さ知る。
自分は残念なほど狭量で、何だか最近は「分かち合う喜び」がわからなくなっていて少しだけ困っている。

誰かと何かを分かち合うことは、多分とても楽しかったはずなのに。
覚えているかすかな記憶とともに、今日もこれは私が手にしたものと何かに必死にすがりついている気がしてならない。